星空保護区について

星空保護区(R)認定制度とは、
「光害のない、暗く美しい夜空を保護・保存するための優れた取り組みを称える制度」
です。

自治体・観光業界・産業界・地域住民などの理解と協力によって、美しい星空が守られている地域が認定の対象です。

日本では、これまでに3カ所が認定されています。

西表石垣国立公園(沖縄県)ダークスカイ・パーク
神津島(東京都)ダークスカイ・パーク
井原市美星町(岡山県)ダークスカイ・コミュニティ

現在申請中の地域もあります。
大野市(福井県)アーバン・ナイトスカイプレイス


星空保護区の詳細情報
国際ダークスカイ協会東京支部のページ
星空保護区のページ

弟子屈町と星空保護区

2019年 環境省の「星空の街・あおぞらの街全国大会」が、弟子屈町で開催されました。

弟子屈町は、星空の美しさでは、十分要件をクリアしています。
観光が産業の柱のひとつということで、認定されることのメリットも大きく、この制度との親和性の高い町だということができます。

国立公園が町域の半分以上を占め、自然環境や野生動物の保護の目的としても、光害対策に取り組むことが求められます。

星空保護区の誤解を解くために

星空保護区に認定されるには、街を真っ暗にしなければならないという誤解があります。ここで、ご紹介するのは、東京都神津島の例です。
星空保護区に対応する照明に付け替えたことによって、真っ暗な生活を強いられるということはないというよい例だと思います。
ぜひご覧になってください。

神津島の照明改修の様子